佐賀地区さんぽ会 ウオーキング

第38回さんぽ会‥記録 吉井町白壁通りのお雛様巡り&うきは流川の桜並木ウオーキング
年月日(曜日).天気 平成25年4月3日(水) 晴れ 18℃
現地への移動ルート 各地⇔JR鳥栖駅⇔JR吉井駅・うきは駅
ウォーキングルート JR吉井駅⇒白壁通り⇒金子文夫資料館⇒土蔵⇒居蔵の館⇒鏡田屋敷⇒若宮神社⇒流川桜並木⇒JRうきは駅
参加者  30名

JR各駅から、久大線のJR筑後吉井駅へ集合。
久留米でJR久大線へ乗換え、筑後吉井へ
さんぽ会世話役の徳永さん、吉田さん JRうきは駅から、帰路へ
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 豊後街道の宿場町で水がきれいなことから名付けられた「吉井」の町を散策しました。花冷えの下、参加者30名はJR久大線の筑後吉井駅に集合。駅前で「筑後よしい案内人」のガイドさんと合流、「国の重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けた白壁土蔵の家々と展示されているおひなさまを鑑賞しながら、約2kmの桜トンネルがある流川桜並木を目指しました。
 歩き始めると地区入口の巨瀬川を泳ぐ多くの鯉のぼりの歓迎を受ける。「蔵しっく通り」を通り、郷土史家の金子文夫資料館で日本一大きいと言われているお雛様と対面。「白壁通り」の菓子処でお茶を一服し、居蔵の館・鏡田屋敷の見応えある建物と多くのおひなさまを見学し心和んだ後、ガイドさんと別れ一路桜並木へ。今年は開花が早く、落花盛んでしたが名残惜しい花を愛でながら河原で「花見御膳」を頂く。休憩後は芽吹き始めた新緑の耳納連山と河川敷の菜の花を眺めながらJRうきは駅へ。
 今年も健康でさんぽ会に参加するぞ‥の声を聞きながら帰路に着きました。(レポーター:徳永敏夫 記)
吉井 蔵しっく通り
・筑後吉井伝統的建造物群保存地区‥平成8年12月選定 
 筑後吉井保存地区は、豊後街道の街路沿いに漆喰塗の重厚な町屋が連続する町並みと災除川と南新川沿いに広がる屋敷群からなっている。保存地区は、町屋や土蔵が連続する町並みと、豊かな緑に包まれた屋敷や社寺建築、さらに吉井の経済基盤を支えてきた河川や水路などが一体となって、歴史的風致を形成しており、筑後地方の商業都市として、特色ある歴史的景観を伝えている。
巨瀬川を渡り、蔵しっく通りへ
金子文夫資料展示館
・金子文夫資料展示館‥無料 月曜休み
 郷土史家であり、収集家でもある金子文夫(1912年4月生〜2007年8月死去)。氏から文化発展のの為に寄託された、永年のわたり収集された数十万点に及ぶ考古資料・民族資料及び金子家の遺品の一部を地域おこし、生涯学習の拠点施設として活用を図るため、収集品の整理を進めながら展示されている。
郷土史家の金子文夫資料展示館へ
日本一大きいお雛様
白壁通り

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うきは市観光会館「土蔵」
・観光会館「土蔵」‥無料 
 故金子文夫氏秘蔵のお雛様や江戸時代の珍しいお雛様を公開。観光案内やお土産品、軽食や休憩もできる。

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土蔵で
「土蔵」にも、珍しい箱雛などが展示されている
「居蔵の館」
・居蔵の館‥無料 
 明治末期に建てられ、大正初期に改築されたもので、精鑞業で財をなした大地主の分家として銀行経営に携わっていた当主一家が移り住んだもので、戦後しばらく空家になって荒れていたが環境整備事業により、土地、建物の購入及び保存修理事業で公開された。
この建物は、うきは市吉井町の重厚な町並みを形成した土蔵造りのなかでも、完成度の高い代表的な巨蔵家の一つ。居室を備えた蔵ということで、いくらづくりと呼ばれている。内観は大きな吹き抜け、太い材など見応え充分。
「鏡田屋敷」
・鏡田屋敷‥無料 
 この建物は、平成3年の台風被害により取り壊すことになっていたが、吉井町が町並み保存に取り組んでいる事で寄付され、環境整備事業により修理復元工事された。この建物は、幕末から明治初期に建てられ、その後、座敷と2階の増築は明治26年頃と思われ、当初郡役所の官舎として建てられたと言われ、明治後期に郵便局長を務めた佐藤氏が居住し、その後、明治初期に籠田氏が居住した。お庭がきれいである。

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うきは流川桜並木
・流川桜並木 
 うきは町流川の巨瀬川沿いに植えられた約2kmの桜並木。桜並木の満開時は、圧巻。

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流川桜並木で
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