パナソニック松九会・佐賀地区2017/6/18
  第55回さんぽ会     南阿蘇村と高森町の散策
開催年月日 参加人員
 平成29年6月8日(木) 49名
  ルート
往路 鳥栖i/c→益城熊本空港i/c→県28号~国443号~県206号~県28号
復路 県28号→益城熊本空港i/c→鳥栖i/c→鳥栖駅
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徳永さんよりスケジュール説明
負けじと前田さんのご挨拶
初参加 富康様ご夫婦の挨拶
同じく初参加の溝越様ご夫婦の挨拶

昨年訪問予定だったが、熊本地震の影響で急遽中止した南阿蘇村・高森を49名で散策。地震の恐ろしさと復興状況を知ると共に、被災地に足を運ぶ事で地産地消に貢献し、少しでも復興支援になればとの思いで鳥栖を出発。益城熊本空港インターから被害が大きかった県道28号線沿いの益城町を通り、現実を見て沈黙、頭をたれました。山肌を縫うような復興半ばの迂回路を経由し南阿蘇へ。白川水源の駐車場で阿蘇ジオパークのガイドさん3名と合流、散策をスタート。日本名水百選の白川水源は熊本市内を流れる「白川」の源流でもあり清らかな湧水を口にした後、阿蘇大御神御足跡石(女神石)で神話の世界へ。涼やかな風が吹き阿蘇が見渡せる古民家の食事処「山さくら」で楽しく語らいながら豪勢な膳をいただいた後、高森町の「高森湧水トンネル公園」へ。高森~高千穂間の鉄道トンネル工事中の大量出水で計画廃止となり、現在は一部が湧水トンネル公園として整備されている。資料館「湧水館」で説明受けた後、トンネルの中へ。入口から550メートル先、一番奥の摩訶不思議な水と光のファンタジーに感動。そして創業255年になる山村酒造へ。酒蔵見学の後はお楽しみ、阿蘇の米と霊山阿蘇の伏流水で作られた阿蘇の酒「れいざん」等を試飲、購入する。最後は雄大な阿蘇五岳を見渡す道の駅「あそ望の郷 くぎの」で地産を購入し帰路へ。いろんな思いと学びをお土産に無事鳥栖に到着。次回(11月16日)の高千穂峡散策でも会いましょうとの声を聞きながら散会しました。
                                            (
レポータ 前田究 記)

 ~南阿蘇の白川水源と高森湧水トンネルの散策~
1985年に「日本名水百選」に選定された白川水源をはじめ、ほかの10カ所の水源も「南阿蘇湧水群」として、2008年に新たな「日本名水百選」に選定されました。白川水源は南阿蘇の湧水の代名詞とも言える水源で、一級河川白川の総水源。毎分60トンもの湧水が地底の砂とともに、勢いよく湧き上がり、とうとうと流れる水音、絶えることなく木々の間に心地よく響き渡ります。南阿蘇村は「水の生まれる里」として人気の場所です。
高森湧水トンネルは、軍事産業路線として熊本~延岡閑の鉄道施設の話が持ち上がり、昭和37年鉄道審議会が高森・日ノ影間の建設を決定、トンネルの入り口から約2キロの坑内で毎分36トンの大量出水。と同時に町にある湧水8カ所が枯れ、水道が遮断しまう事態となりました。そのため工事は一時中断。その後計画自体が廃止となりましたが、日本国有鉄道再建法案成立により、高森トンネルとその周辺を親水公園として解放し、平成6年に入り口より550メートルを一般公開するに至った。
 
現地到着風景 ガイドさんの説明 移動中 (ポケットに手を入れないで歩きましょう)
移動中(チャンと歩道を歩きましょう) またまた~ この方はガイドではありません 白川水源入口
 
白川水源 白川水源 白川水源
白川水源 白川水源 白川水源
移動中(疲れた~) 名調子のガイドさん 阿蘇大御神御足跡石
阿蘇大御神御足跡石 拝見台より、「阿蘇大御神御足跡石」を拝観 仲良くツーショット(多分親娘さんと思います)
本日のスペシャルランチ(豪華でした) 昼食風景 湧水トンネル前で (こちらも親子さんと思います)
湧水トンネル内 湧水トンネル内 湧水トンネル内
湧水トンネル内(ウォーターパール) 疲れた~ ひとコマ 帰りの階段(これが辛い)
酒造会社の見学 当然試飲は当たり前 看板のままです
 
  雄大な阿蘇五岳
 
白川水源にて

高森湧水トンネルにて
 
阿蘇五岳をバックに