お孫さん9人を含む34人が各地よりJR・電車・バス・自家用車を利用して大川橋に集合し、歴史と伝統に培われた文化(木の香と匠の技)が息づく大川の町並みを散策。
明治42年建築で大川市文化財である旧三潴銀行本店を眺めながら筑後川昇開橋へ。二人のガイドさんと合流し、「機械遺産」に認定された重厚感あふれる匠の技である可動桁の上昇と降下を見学、橋の一部を歩きながら技術的完成度の高さに感動する。次に柳河藩と有馬藩の藩境のまちであり、幕末迄は物流の拠点として栄えた小保・榎津へ歩く。肥後街道に沿った大庄屋の旧吉原家住宅(国指定重要文化財)・藩医や造り酒屋の町家・凜とした二層鐘楼門の法泉寺・藩境石の町並みを巡り、昔ながらの造り酢家(庄分酢)高橋家で蔵の樽を見学し酢飲で一休み。
次に、400本の桜が咲き、郷土の大作曲家古賀政男直筆の曲碑「影を慕いて」が有り、提灯が飾られた大川公園へ。花の下で美味しい弁当を頂きながら楽しい時間を過ごした後、「おふろうさん」と親しまれ、約1800年の歴史を持ち海人族のロマン薫る風波宮(国指定重要文化財)へ。社務所で阿雲宮司のお話を聞き、一刀彫りの磯良丸像が立座する本拝殿でお参り、御神木である樹齢約2000年の「白鷺の樟」・石造五重塔などを巡りつつ、気持ち良い汗を掻き可愛いお孫さんも元気に歩いた(約6Km)一日を終えました。(レポータ 徳永 記)
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