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パナソニック松九会・佐賀地区2015/4/4 

  第47回さんぽ会 大川市の名所散策・・・(昇開橋・小保、榎津の町並み・大川公園・風浪宮を巡る)
開催年月日 参加人員
 平成27年4月2日(木)  34名
  ルート
現地 集合解散                                       ・JR長崎線     佐賀駅⇔大川橋バス停                       ・西鉄大牟田線   柳川駅⇔大川橋バス停                      ・自家用車             大川橋バス停
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集合地の大川橋バス停
昇開橋へ移動中
昇開橋へ移動中(旧三潴銀行)
昇開橋へ移動中

 お孫さん9人を含む34人が各地よりJR・電車・バス・自家用車を利用して大川橋に集合し、歴史と伝統に培われた文化(木の香と匠の技)が息づく大川の町並みを散策。
 明治42年建築で大川市文化財である旧三潴銀行本店を眺めながら筑後川昇開橋へ。二人のガイドさんと合流し、「機械遺産」に認定された重厚感あふれる匠の技である可動桁の上昇と降下を見学、橋の一部を歩きながら技術的完成度の高さに感動する。次に柳河藩と有馬藩の藩境のまちであり、幕末迄は物流の拠点として栄えた小保・榎津へ歩く。肥後街道に沿った大庄屋の旧吉原家住宅(国指定重要文化財)・藩医や造り酒屋の町家・凜とした二層鐘楼門の法泉寺・藩境石の町並みを巡り、昔ながらの造り酢家(庄分酢)高橋家で蔵の樽を見学し酢飲で一休み。
 次に、400本の桜が咲き、郷土の大作曲家古賀政男直筆の曲碑「影を慕いて」が有り、提灯が飾られた大川公園へ。花の下で美味しい弁当を頂きながら楽しい時間を過ごした後、「おふろうさん」と親しまれ、約1800年の歴史を持ち海人族のロマン薫る風波宮(国指定重要文化財)へ。社務所で阿雲宮司のお話を聞き、一刀彫りの磯良丸像が立座する本拝殿でお参り、御神木である樹齢約2000年の「白鷺の樟」・石造五重塔などを巡りつつ、気持ち良い汗を掻き可愛いお孫さんも元気に歩いた(約6Km)一日を終えました。(レポータ 徳永 記


  筑後川昇開橋の見学
1935年旧国鉄佐賀線の鉄橋として筑後川河口に架設された全長507mにも及ぶ東洋一の可動式鉄橋で筑後川をまたいで
大川市と佐賀市諸富町をつないでいます。 平成15年5月30日に国の重要文化財に指定されました。
地元ガイドさんの説明 昇開橋全景
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昇開橋

小保:榎津の町並み散策
 江戸時代初期、肥前への水運の要所として肥後街道沿いに位置する榎津地区に旧久留米藩の港町、隣接する小保地区に
旧柳河藩の宿場町を設けました。二つの藩によって形成された町は全国でも非常に珍しく、歴史的価値の高い地区になっています
 同地区には、藩境を示す石列や堀あとを始め、旧柳河藩別当職を務めた吉原家の居宅や武家屋敷、酢の蔵などが江戸期のまま現存し小保地区には宿場町の名残で現在も多くの寺が点在しています。
小保:榎津へ移動 吉原家住宅資料館
札の辻(高札場) 法泉寺本堂

大川公園と風浪宮をめぐる
 大川では「おふろうさん」と呼ばれ親しまれている風浪宮。その歴史は古く、今からさかのぼること約1800年前とのこと。
風浪宮境内は、桧皮葺・三間社流造の本殿をはじめ白鷺が止まったと言われる樹齢約2000年の大樟、二重基壇の上に五層の軸部と屋根とを重ねた俗称、正平塔と言われる石塔があります。明治時代に、本殿と正平塔は国の重要文化財に指定されました。
大川公園での昼食風景  画面クリックで写真拡大
大川公園
 
風浪宮大鳥居 風浪宮内の大樟