パナソニック松九会・佐賀地区2015/6/17

  第48回さんぽ会 飯塚地区のバスハイク散策・・・(内野宿・飯塚宿・田川市石炭博物館を巡る)
開催年月日 参加人員
 平成27年6月10日(水)  41名
  ルート
往路
鳥栖駅東口→基山町役場→冷水経由→内野宿→飯塚宿→嘉穂劇場        →田川市石炭歴史博物館→嘉麻市
復路
嘉麻市→内野宿→冷水経由→基山町役場→鳥栖駅東口
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バスで移動中のひと時
初参加 酒井さん挨拶
内野宿 ガイドさんより 説明
内野宿 散策中

 梅雨空の下、参加者41名で飯塚から田川の名所を散策致しました。初参加の酒井晴江さんより挨拶を頂く中、歴史の道百選である冷水峠経由で長崎街道筑前六宿の一つ内野宿へ到着。展示館の大型ビジョンで宿の歴史を学んだ後、
ガイドさんと江戸時代そのままに道が残り宿場の面影をとどめている通りを歩く。次の飯塚宿では東構口でガイドさんと
合流、大名行列を再現したからくり時計に感動後、飯塚の産土神である
祖八幡宮、商店街となっている長崎街道で多くの跡地・碑・お寺等を巡り、筑前国随一の商都を垣間見る。炭鉱で栄えていたからこそ建てられた(昭和6年に落成)1200人を収容する嘉穂劇場の足跡を学んだ後、芝居見学気分に桝席で美味しい弁当を頂く。花道・舞台・奈落(廻り舞台の下)・小道具・昔のポスター等で溜息、舞台上ではお気に入りの衣装を着てのの写真撮りで歓声湧く。次は国の近代化産業遺産である二本の煙突と竪坑櫓が待ち受ける「田川市石炭・歴史資料館」へ。有名な炭坑節の語り部である原田さんの案内で1階の炭都物語・採炭現場のジオラマ、屋外の機械設備・復元炭鉱住宅、2階ではユネスコ世界記憶遺産である山本作兵衛の炭鉱記録画を鑑賞し、近代化へ貢献した石炭産業の歴史を学ぶと共に苦労された先人達への思いを強くする。
最後は嘉麻市の大里酒造(黒田武士)を訪問。気配りの手作りにこだわった酒蔵を見学後、楽しみな試飲とお気に入りを購入し 帰路へ。雨にも遭わず楽しかったとの声を聞きながら鳥栖に到着、次回(9月29日:大河ドラマ「花燃ゆ」の萩まち散策)の参加をお願いし、散会しました。
レポータ  徳永敏夫 記 )

  内野宿の散策
長崎街道 筑前六宿の一つ内野宿は、江戸時代そのままに道が残り宿場の面影をとどめている。大宰府、飯塚宿、山家宿と
つながっており山家宿の間に難所中の難所「冷水峠」がある 又、参勤交代・オランダ商館長・長崎奉行・幕府高官の往来など
交通煩雑で宿場として非常に栄えていた。
 
幹が四角の真竹 えびす碑  展示館内の説明
 展示館前で
飯塚宿の町並みと嘉穂劇場見学
 飯塚は古来、縄文・弥生時代から開け、大陸(前漢)との交流もあった先進地で、遠賀川流域の穀倉地帯でもありました。
八木山峠石坂の道を中心に、博多往還(篠栗街道)の要所として長崎街道筑前六宿開通後は多くの旅人が往来する宿場町としてにぎわい栄えました。又 遠賀川水運の渡し場・年貢米や櫨蝋・鶏卵・石炭など物産の輸送・流通拠点、明治になり筑邦炭田の
中心地、炭都としても繁栄しました。又、江戸時代の歌舞伎様式をいまに伝える古き良き芝居小屋(嘉穂劇場)を見学ましした。
本町商店街のガイドさん説明 飯塚宿構へ口 黒ポスト
     

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 能祖八幡宮 当時の状況を表現するパノラマ   からくり時計(当時の参勤交代状況を視覚で) 
   
嘉穂劇場 マス席での食事風景  迷?演技
演壇より観客席を見る 
 
嘉穂劇場前 

田川市石炭・歴史博物館を見学
 博物館には採炭現場のシオラマ・伊田竪坑模型・伊田竪坑櫓・伊田竪坑煙突・山本作兵衛炭坑記録画(ユネスコ世界記憶遺産)
・ロードへツター(坑道掘進機)・産業ふれあい館(当時の生活居住内容等を展示)があります。 採炭と生活を視覚に訴えており、時代の携わった人々の苦労がしのばれます 
 
石炭・歴史博物館入口  三井田川鉱業所伊田竪坑模型 
採炭現場シオラマ 採炭現場シオラマ
   
 昭和初期炭坑住宅(内部) 山本作兵衛炭坑記録画(ユネスコ世界記憶遺産) 
 
三井田川鉱業所伊田竪坑櫓・煙突を背景に