日本一小さな城下町の散策 |
現在の森町を中心として栄えた森藩は、豊後八藩の中で最も小さく、一万四千石ほどでした。藩主久留島氏は瀬戸内海の村上水軍の頭領でしたが、関が原の戦いで西軍方について敗れ、豊後森藩へ移されました。
その後、初代康親公から12代通靖公までの約200年間、藩政がしかれていましたが、8代藩主通嘉公の時、末廣神社の改築に
着手しました。周辺には旧久留島氏庭園内に清水御門前庭や喫う栖鳳楼庭園など文化の薫る建造物が今もその姿をとどめています。
小藩ながら雅な華を咲かせた森藩。町には往時の面影が色濃く残っています。日本のアンデルセンと言われた、久留島武彦の偉業を称えて建立された、童話碑を中心とした辺りを「三島公園」と呼び日本の歴史公園百選に選ばれています。 |
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大岩扇山(国指定天然記念物) |
森町 町並み |
森町 町並み |
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桜の馬場より末廣神社へ |
黄葉一色の末廣神社 |
末廣神社拝殿 |
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久留島庭園にて |