昨年訪問予定だったが、熊本地震の影響で急遽中止した南阿蘇村・高森を49名で散策。地震の恐ろしさと復興状況を知ると共に、被災地に足を運ぶ事で地産地消に貢献し、少しでも復興支援になればとの思いで鳥栖を出発。益城熊本空港インターから被害が大きかった県道28号線沿いの益城町を通り、現実を見て沈黙、頭をたれました。山肌を縫うような復興半ばの迂回路を経由し南阿蘇へ。白川水源の駐車場で阿蘇ジオパークのガイドさん3名と合流、散策をスタート。日本名水百選の白川水源は熊本市内を流れる「白川」の源流でもあり清らかな湧水を口にした後、阿蘇大御神御足跡石(女神石)で神話の世界へ。涼やかな風が吹き阿蘇が見渡せる古民家の食事処「山さくら」で楽しく語らいながら豪勢な膳をいただいた後、高森町の「高森湧水トンネル公園」へ。高森~高千穂間の鉄道トンネル工事中の大量出水で計画廃止となり、現在は一部が湧水トンネル公園として整備されている。資料館「湧水館」で説明受けた後、トンネルの中へ。入口から550メートル先、一番奥の摩訶不思議な水と光のファンタジーに感動。そして創業255年になる山村酒造へ。酒蔵見学の後はお楽しみ、阿蘇の米と霊山阿蘇の伏流水で作られた阿蘇の酒「れいざん」等を試飲、購入する。最後は雄大な阿蘇五岳を見渡す道の駅「あそ望の郷 くぎの」で地産を購入し帰路へ。いろんな思いと学びをお土産に無事鳥栖に到着。次回(11月16日)の高千穂峡散策でも会いましょうとの声を聞きながら散会しました。
( レポータ 前田究 記)
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