佐賀地区さんぽ会 ウオーキング

第39回さんぽ会‥記録 玉名高瀬裏川(花菖蒲まつり)巡り&田原坂公園ウオーキング
年月日(曜日).天気 平成25年6月3日(月) 晴れ 28℃
現地への移動ルート 各地⇔JR鳥栖駅⇔貸切バス⇒玉名:蓮華院誕生奥の院⇒高瀬裏川(花菖蒲)巡り⇒田原坂
ウォーキングルート 心経門⇒鐘楼堂⇒仁王門⇒五重塔⇒極楽橋・御礼廟(大仏)⇒一心会館
繁根木神社⇒高瀬船着場跡(年貢米積出の遺構)⇒高瀬裏川花しょうぶまつり(江戸時代の石橋群)⇒高瀬蔵
田原坂公園⇒激戦の坂散策・三の坂⇒田原坂資料館
参加者  35名

アクセス & ウォーキングMap

●各地からJR鳥栖駅へ集合し、高速道路で菊水ICからバスで玉名へ。
 @蓮華院誕生寺奥の院
 A玉名高瀬裏川花しょうぶ祭り
 B田原坂公園
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◇玉名ウォーキング
梅雨の中休みの日、阿蘇外輪山を源流とする菊池川が流れる玉名市と田原坂を散策しました。今回は広範囲な3ヶ所を巡る為バスを利用。参加者35名はJR鳥栖駅に集合し、一路玉名市へ。
 先ずは世界一の大梵鐘「飛龍の鐘」があり、「一願成就」のお寺である蓮華院誕生寺奥之院を訪ねる。広報の方による案内で心経門をくぐり、鐘楼堂、護摩堂、仁王門、大きさ日本最大の五重塔へ、塔一層の本堂でお参りをする。次に高瀬裏川の花しょうぶまつり「へ。繁根木八幡宮でお二人の観光ガイドさんと合流、西南戦争時に官軍の本営が置かれていた八幡宮、西郷隆盛の末弟である小兵衛戦死の地碑、年貢米積出の船着場(俵ころがし)を巡り、まつり会場へ。約700mの裏川沿いの狭い木道を歩きながら、江戸時代から残る石垣と六つの趣きある石橋に映える約6万6千本の花しょうぶを愛で、白壁の高瀬蔵を見た後、食事処「日本料理たがみ」で九州駅弁グランプリ6位の「四季彩薬草弁当」等を頂く。
 休憩歓談後は我が国最後にして最大の内乱「西南の役」激戦地である田原坂公園を訪ねました。観光ガイドさんの案内で、官薩両軍の慰霊の碑でお参り、民謡「田原坂」に唄われた美少年兵士の像、三の坂歩き、無数の弾痕跡が残る土蔵の家、資料館で展示品・ビデオで17昼夜におよぶ壮絶な戦いを実感、平和な今に感謝しながら学びが多かった地を離れ、夕暮れの鳥栖に到着。(レポーター:徳永敏夫 記)
蓮華院誕生寺奥の院
●蓮華院誕生寺奥之院:蓮華院誕生寺は真言律宗の九州別格本山です。純木造の五重塔をはじめ、美しく彩色された迫力のある四天王が荘厳な南大門の四方にお祀りされています。仏門を志し、衆生済度のために修行する僧侶や広く一般在家の方々にも「写経」などの修行を体験して頂くための道場として、昭和53年に皇円大菩薩様のご入定八百年ご遠忌を記念して開創されました。有明海を眼前に望む小岱山の雄大な自然の中に大伽藍が建ち並び、日々絶やすことなく僧侶の祈りの法灯が点され、読経の音声が響き渡ります。
鐘楼堂を前に、説明をうける 世界一の大梵鐘「飛龍の鐘」 五重塔と仁王門
仁王門へ 五重塔へ 御礼廟(大仏)と極楽橋
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奥之院心経門で
繁根木八幡宮〜西郷小兵衛戦死の地・碑〜高瀬・俵おとし
●繁根木八幡宮:応和元年(961)年に紀隆村(きのたかむら)が大野別府の総鎮守として京都の岩清水八幡宮から勧請(かんじょう)したと伝えられています。二層造の楼門は江戸時代初期に建造されたもので、高さが12っもあり桃山様式の華麗な彫刻が見事です。また、西南戦争時には官軍の本営が置かれ、薩軍と対戦し多くの兵士があふれました。石垣には今も弾痕が残っていると言われています。
繁根木八幡宮
西郷小兵衛戦死の地碑 年貢米積出の船着場、説明 年貢米積出の船着場(俵おとし)
高瀬裏川花しょうぶまつり(江戸時代の石橋群)
高瀬裏川 見ごろの 花しょうぶ
眼鏡橋 酢屋橋

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花しょうぶ園で
花しょうぶ園を巡る 高瀬蔵へ
田原坂公園
●田原坂公園:・西南戦争では17昼夜にわたる戦闘が繰り広げられ、官薩両軍とも若い兵士が多く命を落とした激戦の地、田原坂一帯は今では。ツツジや桜の名所として知られる美しい公園に生まれ変わりました。園内には、激戦の跡が生々しい弾痕の残る家(復元)や慰霊塔、土蔵造りの資料館が建ち、往時の戦いを知る事ができます。調査では、薩軍陣地が確認され、多くの遺物が出土しました。(植木町玉東町西南戦争遺跡群連携保存活用協議会、資料)
田原坂公園へ 案内板 弾痕の残る家 西南の役戦没者慰霊の碑

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美少年像で
三の坂を巡る 谷村計介戦死の地碑 田原坂資料館へ
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