佐賀地区さんぽ会 ウオーキング

第41回さんぽ会‥記録  大宰府政庁跡から史跡と竈門神社を巡り、紅葉を楽しむ
年月日(曜日).天気 平成25年11月20日(水) 曇り時々時雨 13℃
ウォーキングルート 大宰府政庁跡⇒学校院跡⇒戒壇院⇒僧正玄ムの墓⇒観世音寺⇒国宝梵鐘⇒光明禅寺⇒(バス)⇒竈門神社
参加者  27名

◇大宰府ウォーキング
◆大宰府政庁跡へのアクセス
往路:JR都府楼南駅・西鉄都府楼前駅から、徒歩で
大宰府政庁跡へ、集合 帰路:竈門神社⇒都府楼前駅、バス
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 今回は「歩かんね大宰府°C持ちよかやん、風も人も」をテーマに古都大宰府の紅葉と史跡巡りを楽しみました。初冬の寒さと時雨の中、参加者27名はJR及び西鉄電車を利用し大宰府政庁跡に集合し、94才(大正8年生)の今も元気なガイドの貞刈さんと合流。早速、特別史跡の「遠の朝廷」で復元された建物の礎石と学術的詳細な説明で往時を偲んだ後、学校院跡、僧尼の登壇授戒の場であった戒壇院と日本最古級の梵鐘(国宝)がある観世音寺での学びと境内の紅葉を愛でる。
 続いて御笠川沿いの遊歩道を散策しながら、大宰府天満宮の南にあり、苔寺の名で親しまれている光明禅寺に到着、ときを忘れる静粛な枯山水の庭とモミジの紅葉を堪能した後、コミニュティバス(まほろば号)で「縁結びの神様」として信仰を集める創建1350年を機に新築された社務所が建つ竈門神社へ着く。
 食事処「おたふく」で味のおもてなしと歓談後、紅葉のトンネル石段を登り境内へ着き参拝。趣きある展望所と境内で見ごろの紅葉を眺めながら心洗われる。散策後は晩秋の霊峰・宝満山を背にバスで西鉄都府楼前駅へ着き、岐路へ。(レポーター:徳永敏夫 記)
大宰府政庁跡
・「遠の朝廷」、7世紀後半から奈良・平安時代にかけて、九州を治め、外交・軍事・経済を担って役所が置かれた所。平面復元された建物の礎石が往時を偲ばせる。(大宰府市観光交流課パンフレットより)
94才の元気なガイド貞刈さん 復元された礎石 ガイドさんの説明を聞く
政庁跡 政庁跡から、出発 学校院跡
戒壇院
・天下三戒壇の一西戒壇(国指定(重要文化財)。戒壇は、奈良時代に国家が正式に各宗派僧侶の資格を認める受戒の儀式のためと、戒律のためにもうけられた。本堂内戒壇には天竺(インド)唐(中国9大和(奈良)三国の土が納められている。
戒壇院へ
本堂内、戒壇
菩提樹
僧正 玄ムの墓
観世音寺
・斉明天皇追悼のため、その子である天智天皇の発願により建立された寺院。日本最古級の梵鐘(国宝)と宝蔵に安置された仏像(重要文化財)は必見。
僧房の跡 講堂 歌碑
五重塔心礎 国宝 梵鐘 境内の紅葉を見ながら、光明禅寺へ
光明禅寺
・苔寺の名で親しまれている。鎌倉時代、菅原家ゆかりの鉄牛円心和尚による創建と伝えられ、臨済宗東福寺派に属する禅寺。七・五・三の十五石を「光」の字に配した「仏光石庭」(前庭)と、青苔で陸地、白砂で大海を表した「一滴海庭」(後庭)と名付けられた枯山水の庭は必見。白砂と青苔、紅葉の織り成すコントラストは息をのむ美しさ。
錦秋の古刹、静寂の美
宝満宮 竈門神社
・2013年(平成25年)竈門神社1350年大際
霊峰宝満山の麓に鎮座し、大宰府政庁の鬼門(北東)を封じる。玉依姫命を祀り「縁結び(良縁)の神様」として女性を中心に多くの参拝者が訪れる。
創建1350年を機に新築された社務所・授与所の斬新で瀟洒な佇まいにも注目。あでやかに色づく境内で、あらゆるご縁≠ノ感謝したくなる。
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あでやかに色づく境内、展望台から
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竈門神社で
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